Rtoaster SDKの処理と実装の流れ #
処理の流れ #
Rtoaster SDK を利用してユーザーの行動履歴蓄積(トラッキング)、レコメンドの取得を行う処理の概要は次のような流れになります。
実行する機能 | メソッド名 |
---|---|
SDKの初期化 | setup |
ログイン時のユーザーID設定 | setUserId |
トラッキング実行 ・閲覧学習 ・購買学習 ・カート内履歴学習 |
track または event |
レコメンド取得 | recommend |
レコメンド表示 | view |
実装作業の概要 #
Rtoaster SDKの実装の流れは次のようになります。実装方法の詳細はSDKの利用をご覧ください。
アプリ起動時の実装 #
- Rtoaster SDKを開発プロジェクトへ追加します。
- Rtoaster SDKのログレベルを設定します。
- アプリのデバッグ時には、ログレベルをデバッグに設定してください。デバッグログが出力されます。
- Rtoaster SDKの初期化処理を実装します。
- 利用するコンポーネントごとに初期化処理が必要です。
- Rtoaster SDKの認証情報を設定します。
- アプリ初回起動時に必要な設定を実装します。
- ユーザーの同意有無でオプトイン/オプトアウトを設定します。
- オプトイン/オプトアウトは、Rtoaster SDKが初期化済みであれば、いつでも設定できます。
- ログイン処理などでユーザーIDが決定したタイミングでユーザーIDを設定します。
- ユーザーIDは、Rtoaster SDKが初期化済みであれば、いつでも設定できます。
画面ごとの実装 #
- アプリ内のユーザー行動を捉する画面ごとにトラッキング処理を実装します。
- レコメンドを表示する画面ごとにトラッキング処理とレコメンド処理を実装します。
トラッキング処理 #
- トラッキング処理を実装します。
- レコメンド結果の効果測定を行う場合は、トラッキング処理で実装します。
- 同一画面内で「ボタンタップを計測する」などのユーザー行動を捕捉する場合はイベントトラッキング処理を実装します。
レコメンド処理 #
- レコメンド取得処理を実装します。
- レコメンド表示処理を実装します。
- テキストやJSON形式のレコメンド結果は、アプリ側で表示処理を実装します。
- ポップアップレコメンドおよびアンケートはRtoaster SDKの表示処理を呼び出します。