セグメントデータ出力設定

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「セグメンテーション」>「セグメントデータ出力設定」

セグメントデータ出力設定 とは

セグメントビルダーで作成したセグメントを出力する際に、ユーザーID変換や連携先で必要となる追加データの指定を行います。
セグメントデータはRtoastera action+/Rtoaster reach+に加えて、外部サービス(Google Cloud Platform/Amazon Web Service/SFTP)に連携することができるため、たとえば以下のようなことが可能です。

  • ユーザーIDを自社で共通利用しているハッシュ化されたIDなど、任意の形式に変更する
  • 連携先で必要となるメールアドレスや氏名などのカラムを追加する

《セグメントファイルの出力仕様》

  • セグメントデータ出力の仕様についてはこちらをご参照ください。

アクション連携先ID変換設定

ActionID01.png

アクション連携先でユーザーID変換を行う場合に設定します。

項目名/アイコン 詳細
アクション連携先ID変換設定 アクション連携先のトラッキングIDとプロパティ名が表示されます。
連携可能 連携可能なプロダクトのアイコンが表示されます。
データ出力時のユーザーID変換

設定内容に応じて以下どちらかが表示されます。

  • 統合ユーザーIDと同一
    デフォルトはこちらが選択されています。
  • ユーザーID変換テーブルを指定
    展開することでユーザーID変換テーブルに設定した内容が表示されます。
    限定公開のテーブルの場合、key_cn02.pngアイコンが表示されます。
    テーブルまたはカラムが存在しない場合には、icon_error2.pngアイコンが表示されます。
pencil02.png 編集 クリックすることでアクション連携先ID変換の設定を編集することができます。

アクション連携先ID変換の設定

ActionID02.png

項目名 詳細
データ出力時のユーザーID変換

以下どちらかを選択します。

  • 変換しない
    セグメントをアクション連携先に出力する際に、連携先におけるユーザーを識別するIDを、統合ユーザーIDと同一の体系として連携します。
    ユーザーIDを変換する必要がない場合はこちらを選択してください。
    デフォルトはこちらが選択されています。
  • ユーザーIDを変換する
    統合ユーザーIDとアクション連携先におけるユーザーIDの体系が異なる場合に、それぞれのユーザーIDを対応付けしたテーブル(ユーザーID変換テーブル)を利用して、ユーザーIDを変換してセグメントを連携します。
    データ内容に重複がある場合、想定と異なる結果になることがあるため、統合ユーザーIDと連携先のユーザーIDは、一対一の関係であることを推奨します。
    詳細はこちらをご参照ください。
ユーザーID変換テーブル ユーザーIDを変換する場合に、ユーザーID変換テーブルを選択します。
ユーザーID変換テーブルの公開対象ではないユーザーが設定の編集を行った場合、設定画面ではテーブルの選択が解除されます。
統合ユーザーIDを示すカラム ユーザーIDを変換する場合に、統合ユーザーIDが格納されているカラムを指定します。
RECORD型、INTERVAL型、BIGNUMERIC型、GEOGRAPHY型、BYTES型、JSON型、REPEATEDモードのカラム、カラム名に半角英数字/アンダースコア以外を含むカラムは非活性で選択できません。
連携先ユーザーIDを示すカラム ユーザーIDを変換する場合に、連携先のユーザーIDが格納されているカラムを指定します。
RECORD型、INTERVAL型、BIGNUMERIC型、GEOGRAPHY型、BYTES型、JSON型、REPEATEDモードのカラム、カラム名に半角英数字/アンダースコア以外を含むカラムは非活性で選択できません。

テーブルの選択

table_v1.8.0.png

項目名/アイコン 詳細
テーブル

ユーザーID変換テーブルを選択します。

key_cn02.png 公開範囲が限定公開のテーブル名の右側に表示されます。
スキーマ

対象テーブル内の以下の項目が表示されます。

  • カラム名
  • タイプ
  • モード
  • 説明

RECORD型のカラムは展開することで1階層目までの子カラムが表示されます。

プレビュー ユーザー定義テーブルを選択した場合のみ、対象のテーブルの内容をプレビューで確認することができます。
テーブルが限定公開となっている場合、公開対象ではない編集者の場合はプレビューは表示されません。
Google Cloud Storage(GCS)をデータソースとするBigLakeテーブルを選択した場合、プレビューは表示されません。
RECORD型またはREPEATEDモードのカラムは、展開することで1階層目までの表形式で表示されます。
RECORD型の2階層目(RECORD型の子カラムにあるRECORD型もしくはREPEATEDモード)はJSON形式の文字列で表示されます。

《注意事項》

以下に該当するテーブルはユーザーID変換テーブルの設定/編集を行うことはできません。

  • テーブルが限定公開の場合に公開対象ではない編集者の場合
  • テーブルのスキーマにカラムがない場合

データ出力ID変換・データ追加設定

DataID01.png

接続先でユーザーID変換およびデータ追加を行う場合に設定します。

ご契約内容やご契約時期によって機能が有効になっていない場合があります。
本機能のご利用を希望される場合には担当営業またはRtoasterサポートへお問い合わせください
項目名/アイコン 詳細
接続先 接続先名の部分一致で絞り込み検索できます。
key_cn02.pngアイコンが表示されている接続先は公開範囲が限定されています。
公開対象ではないユーザーには表示されません。
接続先の種類

以下のいずれかを1つまたは複数選択して絞り込み検索できます。

  • Google Cloud Platform
  • Amazon Web Service
  • SFTP
データ出力時のユーザーID変換

設定内容に応じて以下どちらかが表示されます。

  • 統合ユーザーIDと同一
    デフォルトはこちらが選択されています。
  • ユーザーID変換テーブルを指定
    展開することでユーザーID変換テーブルに設定したテーブルが表示されます。
    限定公開のテーブルの場合、key_cn02.pngアイコンが表示されます。
    テーブルまたはカラムが存在しない場合には、icon_error2.pngアイコンが表示されます。
ユーザーID以外のデータ

設定内容に応じて以下どちらかが表示されます。

  • 追加しない
    デフォルトではこちらが選択されています。
  • 追加する
    データ出力時にユーザーID以外のデータを追加している場合に表示されます。
    テーブルまたはカラムが存在しない場合には、icon_error2.pngアイコンが表示されます。
pencil02.png 編集 クリックすることでデータ出力ID変換・データ追加の設定を編集することができます。

データ出力ID変換・データ追加の設定

DataID02.png

項目名/アイコン 詳細
データ出力時のユーザーID変換

以下どちらかを選択します。

  • 変換しない
    セグメントを接続先に出力する際に、接続先におけるユーザーを識別するIDを、統合ユーザーIDと同一の体系として連携します。
    ユーザーIDを変換する必要がない場合はこちらを選択してください。
    デフォルトはこちらが選択されています。
  • ユーザーIDを変換する
    統合ユーザーIDと接続先におけるユーザーIDの体系が異なる場合に、それぞれのユーザーIDを対応付けしたテーブル(ユーザーID変換テーブル)を利用して、ユーザーIDを変換してセグメントを連携します。
    データ内容に重複がある場合、想定と異なる結果になることがあるため、統合ユーザーIDと接続先のユーザーIDは、一対一の関係であることを推奨します。
    詳細はこちらをご参照ください。
ユーザーID変換テーブル ユーザーIDを変換する場合に、ユーザーID変換テーブルを選択します。
ユーザーID変換テーブルの公開対象ではないユーザーが設定の編集を行った場合、設定画面ではテーブルの選択が解除されます。
統合ユーザーIDを示すカラム ユーザーIDを変換する場合に、統合ユーザーIDを示すカラムを選択します。
RECORD型、INTERVAL型、BIGNUMERIC型、GEOGRAPHY型、BYTES型、JSON型、REPEATEDモードのカラム、カラム名に半角英数字/アンダースコア以外を含むカラムは非活性で選択できません。
データ出力時のユーザーIDを示すカラムと同一のカラムは選択できません。
データ出力時のユーザーIDを示すカラム ユーザーIDを変換する場合に、連携先ユーザーIDを示すカラムを選択します。
RECORD型、INTERVAL型、BIGNUMERIC型、GEOGRAPHY型、BYTES型、JSON型、REPEATEDモードのカラム、カラム名に半角英数字/アンダースコア以外を含むカラムは非活性で選択できません。
統合ユーザーIDを示すカラムと同一のカラムは選択できません。
出力データの追加 『ユーザーID以外のデータを追加する』を有効にすることで、接続先へのデータ出力時にユーザーID以外の対応した値を出力することができます。
データ出力時のユーザーID変換をせずに、ユーザーID以外のデータを追加することが可能です。
カラム名 追加するデータの対象を選択します。
対象テーブルのカラム名を部分一致で絞り込み検索できます。
先頭のチェックボックスにチェックを入れると登録可能なカラムを全選択/解除します。
RECORD型は選択対象外のため、子カラムは表示されません。
icon_data2.png データプレビュー ユーザー定義テーブルを選択した場合のみ、マウスオーバーすることでカラム内のデータが最大100件までプレビュー表示されます。
対象のカラム内にデータが存在しない場合にはグレーアウトとなり、利用できません。
タイプ カラムのタイプが表示されます。

テーブルの選択

table_v1.8.0.png

項目名/アイコン 詳細
テーブル

ユーザーID変換テーブルを選択します。

key_cn02.png 公開範囲が限定公開のテーブル名の右側に表示されます。
スキーマ

対象テーブル内の以下の項目が表示されます。

  • カラム名
  • タイプ
  • モード
  • 説明

RECORD型のカラムは展開することで1階層目までの子カラムが表示されます。

プレビュー ユーザー定義テーブルを選択した場合のみ、対象のテーブルの内容をプレビューで確認することができます。
テーブルが限定公開となっている場合、公開対象ではない編集者の場合はプレビューは表示されません。
Google Cloud Storage(GCS)をデータソースとするBigLakeテーブルを選択した場合、プレビューは表示されません。
RECORD型またはREPEATEDモードのカラムは、展開することで1階層目までの表形式で表示されます。
RECORD型の2階層目(RECORD型の子カラムにあるRECORD型もしくはREPEATEDモード)はJSON形式の文字列で表示されます。

《注意事項》

以下に該当するテーブルはユーザーID変換テーブルの設定/編集を行うことはできません。

  • テーブルが限定公開の場合に公開対象ではない編集者の場合
  • テーブルのスキーマにカラムがない場合

ユーザーID変換テーブルについて

ユーザーID変換テーブルを設定することで、セグメント連携/セグメント集計時にユーザーIDの変換を行うことが可能となります。
連携先のユーザーID体系が統合ユーザーIDに設定したID体系と異なる場合に、ユーザーID変換テーブルを利用して連携先ユーザーIDを示すカラムを指定することで、ユーザーIDを変換して連携することができます。
ユーザーID変換テーブルを設定していない場合には、統合ユーザーIDがそのまま連携されます。

ユーザーIDに重複がある場合、有効セグメント数が想定と異なる結果となる可能性があるため、ユーザーID変換テーブルは統合ユーザーIDと連携先ユーザーIDが一対一対応であることを推奨します。
以下のようなマッピングテーブルを想定しています。

統合ユーザーID 連携先ユーザーID
user_1 user_A
user_2 user_B
user_3 user_C

《注意事項》

■ セグメントUU数集計時

  • セグメント作成/編集画面のセグメント集計時、およびセグメント集計設定の集計頻度で設定した日次のセグメントUU数自動集計時に、ユーザーID変換テーブルを利用してユーザーIDを変換してUU数を集計します。
  • そのため、対応するユーザーIDが存在しない場合にはUU数が減少します。
    (対応するユーザーIDが複数存在する場合にはUU数は増加します)

■ セグメント連携時

  • セグメントデータの連携時にユーザーを抽出する際、ユーザーID変換テーブルを利用してユーザーIDを変換して対象を抽出します。
  • そのため、対応するIDが存在しない場合には抽出されなくなります。
    (対応するユーザーIDが複数存在する場合には複数のユーザーが抽出されます)

■ 変換エラー