アンケートを活用することで、回答結果からユーザー個別の定性情報を収集できます。
アンケートの回答結果はスコアとして蓄積し、Webを始めとしたルールベースでのアクションにご利用いただけます。
▼ 目次
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アンケートを準備する
Rtoaster action+では豊富なポップアップコンテンツにアンケート用のテンプレートが用意されています。
このテンプレートを利用して、事前に準備いただいた質問項目と回答の選択肢を管理画面から設定することで、ポップアップアンケートを実施できます。
《ポップアップアンケートについて》
- ポップアップアンケートを1度回答済みのユーザーには、同じポップアップアンケートは2度目以降表示されません。
- 複数質問があるアンケートを回答途中で閉じた場合、回答済みの質問があれば回答内容がRtoaster action+へ送られるため、アンケートに途中まで回答して完了まで進まなかったユーザーの場合でも、2度目以降は表示されません。
- アンケートに回答せずにポップアップを閉じたユーザーには、2度目以降も同じポップアップアンケートが表示されます。
- 1. 2.でアンケートの回答結果が送られる際にイベントトラッキングが発生します。
ポップアップコンテンツグループの設定
Webコンテンツグループ設定から「アンケート」を登録する際の手順としてご参照ください。
- 「アクション・効果測定」>「Web設定」>「Webコンテンツグループ設定」
- 「Webコンテンツグループを作成」をクリックします
- Webコンテンツタイプ選択画面で「ポップアップ」を選択します
- Webコンテンツグループ編集(ポップアップ)画面で任意のWebコンテンツグループ名を入力します
- 「コンテンツを追加」をクリックします
- ポップアップコンテンツ選択画面で「アンケート」をクリックします
- コンテンツ編集画面で任意のコンテンツ名を入力して、アンケートの設定を行います
アンケートテンプレートの設定
Webコンテンツグループ設定から「アンケート」を登録する際の手順としてご参照ください。
- 質問1の設定を行います
※任意の回答形式、回答欄の列を設定してください - 質問文を設定します
- 回答の選択肢のテキストを設定します
※回答の選択肢が3つ以上ある場合は「選択肢を追加」をクリックして設定してください - 質問が2問以上ある場合にはページを追加アイコンをクリックして、「質問を追加」を行ってください
- 回答後のサンクスページを設定する場合にはページを追加アイコンをクリックして、「最後にサンクスページを追加」をクリックして設定を行ってください
※適宜〔全体の見た目〕〔折りたたみ表示・閉じるボタン〕〔出し方〕〔表示回数・期間〕を設定してください - 適宜「プレビュー」で設定したコンテンツをご確認ください
- 「OK」をクリックしてコンテンツ編集画面を閉じます
- 「OK」をクリックしてWebコンテンツグループ編集(ポップアップ)画面を閉じます
回答結果をスコアリングする
アンケート結果をスコアリングするための設定が必要です。
以下の手順をご参考のうえ、アンケート施策を開始する前に管理画面の設定を行ってください。
スコア項目・グループの設定
- 「アクション・効果測定」>「共通機能設定」>「スコア項目・グループ設定」
- 「スコアグループを作成」をクリックします
- スコアグループ編集画面で任意のスコアグループ名を入力します
例)スコアグループ名:アンケート質問1 - 「保存してスコア項目の設定」をクリックします
- スコア項目一覧画面で「スコア項目を作成」をクリックします
- 任意のスコア項目名を入力し、「OK」をクリックします
例)スコア項目:アンケート回答YES
スコア項目:アンケート回答NO 等 - 「OK」をクリックしてスコア項目一覧画面を閉じます
スコアルールの設定
- 「アクション・効果測定」>「共通機能設定」>「スコアルール設定」
- 「スコアルールを作成」をクリックします
- スコアルール編集画面で任意のスコアルール名を入力します
例)スコアルール名:アンケート回答YES - スコアルール編集画面下部のトラッキングで「イベントトラッキングのみ」を選択します
- 「対象ユーザーの条件を設定」をクリックします
- 条件選択画面で「アンケート変数」をクリックします
- アンケート変数条件編集画面で「アンケートを選択」をクリックして対象のアンケートを選択します
- 「OK」または「保存して選択肢を選択」をクリックします
- アンケートの選択肢を指定し、「OK」をクリックします
例)質問1の選択肢:YES - 「OK」をクリックしてスコアルール編集画面へ戻ります
- スコアルール編集画面で「条件に紐付けるスコア項目を設定」をクリックします
- アクション編集画面でアクション対象となるスコアグループとスコア項目をプルダウンから選択します
例)スコアグループ:アンケート質問1
スコア項目:アンケート回答YES - 条件にマッチした際に付与するスコアポイントを設定します
例)スコアポイント:「1」「ポイント加算」 - 「OK」をクリックしてアクション編集画面を閉じます
- 「OK」をクリックしてスコアルール編集画面を閉じます
設定したスコアはレコメンドルールの条件として利用することができます。
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応用
■ アンケートAの質問1で「はい」と回答したユーザーのみ質問2の回答結果をスコアリングする
【質問と回答の例】
質問1「製品〇〇を利用したことがありますか?」
質問1の回答「はい」/「いいえ」
質問2「使用感はいかがでしたか?」
質問2の回答「気に入った」/「ふつう」/「気に入らなかった」/「利用していない」
たとえば、上記のように質問と回答を設計したとき、製品を利用したことがある人
(質問1に「はい」と回答したユーザー)のみ、質問2の回答結果をスコアとして計測したい場合は、
スコア項目とスコアルールは以下のように設定を行います。
【スコアグループ・スコア項目】
- スコアグループ名:アンケートAで質問1「はい」と回答したユーザーの質問2の回答
- スコア項目 :質問2「気に入った」
- スコア項目 :質問2「ふつう」
- スコア項目 :質問2「気に入らなかった」
- スコア項目 :質問2「利用していない」
【スコアルール】
- スコアルール名 :アンケートA質問1「はい」質問2「気に入った」
- 条件1 :アンケート変数
アンケート名「アンケートA」において、質問1の選択肢1「はい」に一致する - 条件2 :アンケート変数
アンケート名「アンケートA」において、質問2の選択肢1「気に入った」に一致する - アクション : アクション対象「質問1「はい」と回答した質問2の回答」「気に入った」
スコアポイント「1 ポイント加算」
スコアルール編集画面で選択肢を2つ設定していただくことでAND条件でルールを作成できます。
同様に「ふつう」「気に入らなかった」「利用していない」の場合もスコアルールの設定を行います。
アンケートの回答結果を確認する
アンケート結果は効果測定から確認できます。
- 「アクション・効果測定」>「効果測定」>「効果測定(Web・アプリ)」
- 〔アンケート〕タブをクリックします
- 対象のアンケートをクリックすることで月ごとのアンケートの回答結果・回答率を確認できます