フィルタ編集

フィルタ とは

レコメンド場所ごとに、自動レコメンドの結果に対してフィルタを設定します。
フィルタを設定することで、ユーザーにレコメンド表示するアイテムをコントロールすることができます。

《フィルタ設定について》

フィルタの条件によって、レコメンド表示するアイテムがなくなってしまう可能性があります。
フィルタを設定した際は、意図した表示となっているかご確認いただくことを推奨いたします。

カテゴリフィルタ

カテゴリフィルタを使用すると、指定したカテゴリの商品のみをレコメンド表示したり、
指定したカテゴリの商品を優先的にレコメンド表示することができるようになります。

カテゴリフィルタを利用するには、事前にアイテム設定でカテゴリのフィールド名を設定する必要があります。

  • カテゴリフィルタ
    • 使用しない
      カテゴリによるフィルタは行いません。
    • 同じカテゴリを優先
      指定したカテゴリのアイテムを優先的にレコメンド表示します。
      ※レコメンド方法が「ランキング」「新着アイテム」の場合は使用できません。
    • 同じカテゴリのみ
      指定したカテゴリと同じカテゴリのアイテムのみレコメンド表示します。
    • 別のカテゴリを優先
      指定したカテゴリとは別のカテゴリのアイテムを優先的にレコメンド表示します。
      ※レコメンド方法が「ランキング」「新着アイテム」の場合は使用できません。
    • 別のカテゴリのみ
      指定したカテゴリとは別カテゴリのアイテムのみレコメンド表示します。
  • フィルタに用いるカテゴリ値の指定方法
    • タグ・URLなどから動的に取得される値を使用する
      「フィルタ対象カテゴリ」に表示されるフィルタを行うカテゴリ層にチェックをつけてください。
      複数チェックをつけるとAND条件になります。
      ※メールレコメンドの場合は使用できません。

      複数チェックを入れても、カテゴリコードが取得されなかった場合、
      そのカテゴリ層でのフィルタは行なわれません。
      たとえば、「CATEGORY1」「CATEGORY2」「CATEGORY3」とチェックを入れた際に、実際に取得できるカテゴリコードが「CATEGORY1」「CATEGORY3」の値のみだった場合はその2つのカテゴリの値のみフィルタ対象になります。
      全てのカテゴリコードが取得できなかった場合は、フィルタは行われません。


    • 管理画面上で設定する固定値を使用する
      「フィルタ対象カテゴリ値」に表示されるフィルタを行うカテゴリ層に任意のカテゴリ値を入力してください。
      複数のカテゴリ層で値を入力するとAND条件になります。
    • 直近の閲覧アイテムのカテゴリ値を使用する
      「フィルタ対象カテゴリ」に表示されるフィルタを行うカテゴリ層にチェックをつけてください。
      複数チェックをつけるとAND条件になります。
      ※レコメンド方法が「アイテム軸自動レコメンド」「アイテム軸外部リストレコメンド」の場合は使用できません。
  • カテゴリ分散
    • カテゴリフィルタを「使用しない」または「別のカテゴリのみ」を選択した場合に設定できます。
      ※レコメンド方法が「ランキング」「新着アイテム」の場合は使用できません。
    • カテゴリフィルタが「使用しない」の場合、カテゴリ1〜カテゴリ5のすべてが分散対象となります。
    • アイテムのカテゴリを分散して表示する』を有効とした場合、レコメンド表示するアイテムのカテゴリが偏らないように制御されます。
    • 分散処理は各カテゴリ階層ごとに行われます。

      レコメンド枠補完を有効とした場合はカテゴリ分散の対象外となります。

《ターゲットアイテムが複数渡された場合の注意点》

ターゲットアイテムが複数渡された場合、自動レコメンドの種類によって動作が異なります。

■ ユーザー軸自動レコメンド閲覧履歴に基づくリアルタイムレコメンドランキング
 残留カート内履歴に基づく自動レコメンド の場合

  • 複数ターゲットアイテムがある場合はカテゴリフィルタが行われません。

■ アイテム軸自動レコメンド の場合

  • 「同じカテゴリのみ」「同じカテゴリを優先」
    それぞれのターゲットアイテムのカテゴリ値をOR条件にしてフィルタされます。
  • 「別のカテゴリのみ」「別のカテゴリを優先」
    それぞれのターゲットアイテムのカテゴリ値をAND条件にしてフィルタされます。

メールレコメンドのカテゴリフィルタ

  • カテゴリフィルタ
    • 使用しない
      カテゴリによるフィルタは行いません。
    • 同じカテゴリを優先
      指定したカテゴリのアイテムを優先的にレコメンド表示します。
    • 同じカテゴリのみ
      指定したカテゴリと同じカテゴリのアイテムのみレコメンド表示します。
    • 別のカテゴリを優先
      指定したカテゴリとは別のカテゴリのアイテムを優先的にレコメンド表示します
    • 別のカテゴリのみ
      指定したカテゴリとは別カテゴリのアイテムのみレコメンド表示します。
  • フィルタに用いるカテゴリ値の指定方法
    • 管理画面上で設定する固定値を使用する
      「フィルタ対象カテゴリ値」に表示されるフィルタを行うカテゴリ層に任意のカテゴリ値を入力してください。
      複数のカテゴリ層で値を入力するとAND条件になります。
    • 直近の閲覧アイテムのカテゴリ値を使用する
      「フィルタ対象カテゴリ」に表示されるフィルタを行うカテゴリ層にチェックをつけてください。
      複数チェックをつけるとAND条件になります。
  • カテゴリ分散
    • カテゴリフィルタを「使用しない」または「別のカテゴリのみ」を選択した場合に設定できます。
      ※レコメンド方法が「ユーザー軸自動レコメンド」「ユーザー軸外部リストレコメンド」の場合のみ使用できます。
    • カテゴリフィルタが「使用しない」の場合、カテゴリ1〜カテゴリ5のすべてが分散対象となります。
    • アイテムのカテゴリを分散して表示する』を有効とした場合、レコメンド表示するアイテムのカテゴリが偏らないように制御されます。
    • 分散処理は各カテゴリ階層ごとに行われます。

      レコメンド枠補完を有効とした場合はカテゴリ分散の対象外となります。

グループフィルタ

グループフィルタを利用するには、事前にアイテム設定でグループのフィールド名を設定してください。

  • フィルタを対象とするグループの値を入力してください。
    設定したグループのアイテムのみレコメンド表示されるようになります。
    ※複数のグループの値を指定することはできません。

アイテム軸自動レコメンドのグループフィルタ

Filter_group01.png

アイテム軸自動レコメンドでグループフィルタを行う場合はターゲットアイテムが所属するグループの値でフィルタを行います。
ターゲットアイテムが複数渡された場合はそれぞれのグループの値でフィルタを行います。

  • 使用しない
    グループによるフィルタは行いません。
  • 管理画面上で指定する固定値を使用する
    フィルタを行う任意のグループ値を入力してください。
    ※複数のグループの値を指定することはできません。
  • ターゲットアイテムと同じグループのアイテムのみレコメンドする
    ターゲットアイテムと同じグループのアイテムのみレコメンド表示します。

価格フィルタ

価格フィルタを使用すると、指定した価格の商品のみレコメンドされるようになります。
価格フィルタを利用するには、事前にアイテム設定で価格のフィールド名を設定する必要があります。

『価格フィルタを有効にする』を有効とした場合、以下いずれかの対応で指定した価格のアイテムのみレコメンドされるようになります。

ルールベースレコメンドのコンテンツの価格フィルタ

Ver. 5.16

Filter_price_auto.png

Webレコメンドのルールにコンテンツとして登録している自動レコメンドで設定することができます。

  • 使用しない
    価格によるフィルタは行いません。
  • 管理画面上で指定する固定値を使用する
    レコメンドで表示するアイテムの価格下限を0~999999999.99、上限を0.001~999999999.99で入力します。
    • 価格フィルタの上限のみを設定すると、上限で設定した値以下の価格のアイテム全てをレコメンド対象とします。

    • 価格フィルタの下限のみを設定すると、下限で設定した値以上の価格のアイテム全てをレコメンド対象とします。

  • タグなどから動的に取得される値を使用する
    『価格フィルタを有効にする』を有効とした場合、以下いずれかの対応で指定した価格のアイテムのみレコメンドされるようになります。

メールレコメンドの価格フィルタ

Filter_group02.png

レコメンドで表示するアイテムの価格下限を0~999999999.99、上限を0.001~999999999.99で入力します。

  • 価格フィルタの上限のみを設定すると、上限で設定した値以下の価格のアイテム全てをレコメンド対象とします。
  • 価格フィルタの下限のみを設定すると、下限で設定した値以上の価格のアイテム全てをレコメンド対象とします。

0に等しいというフィルタはできません。

価値フィルタ

価値フィルタを使用すると、指定した価値の商品のみレコメンドされるようになります。
価値フィルタを利用するには、事前にアイテム設定で価値のフィールド名を設定する必要があります。

レコメンドで表示するアイテムの価値下限を0~99999999.999、上限を0.001~99999999.999で入力します。

  • 価値フィルタの上限のみを設定すると、上限で設定した値以下の価値のアイテム全てをレコメンド対象とします。
  • 価値フィルタの下限のみを設定すると、下限で設定した値以上の価値のアイテム全てをレコメンド対象とします。

0に等しいというフィルタはできません。

学習フィルタ

  • ユーザーが閲覧済みのアイテムを除外する
    有効とした場合、閲覧済みのアイテムがレコメンドから除外されます。
    Webレコメンド、アプリレコメンドのユーザー軸自動レコメンドのみ利用できます。
  • ユーザーがコンバージョン済みのアイテムを除外する
    (メールレコメンドでは『コンバージョン済みのアイテムを除外する』)
    有効とした場合、既に購入済みのアイテムがレコメンドから除外されます。

以下いずれかの対応で購入情報がRtoaster action+に送られたアイテム全てが、購入済みアイテムとなります。

《コンバージョン済みのアイテムを除外について》

  • 購入情報は半永久的に残ります。
  • レコメンド枠補完で表示されているレコメンドアイテムは除外されません。
  • 設定は即時反映されません。次回レコメンドリスト更新時に適用されます。

特殊フィールドによる制御

『特殊フィールドを利用して無効となっている商品を表示しない』を有効とした場合、
アイテムマスタの特殊なフィールド設定に応じてアイテムが表示/非表示となります。

閲覧履歴」をWebレコメンド/アプリレコメンドでご利用の場合に設定できます。