Rtoaster action+の計測仕様

インプレッション

Rtoaster action+のインプレッション計測仕様は以下のとおりです。

サイトからのリクエストに対してRtoaster action+がレスポンス(レコメンド)を返すと「1」と計測されます。
計測の流れとしては、以下のようなイメージです。

①サイトからRtoaster action+へレコメンドリクエストが投げられる
②リクエストに対しRtoaster action+がレスポンスを返す
③サイト上にレコメンドが表示される

上記の①②が完了して、インプレッション数「1」となります。

《インプレッション計測について》

インプレッション数計測のタイミングは、レコメンドの種類に依存せず、
ルールベースレコメンド、自動レコメンド、ポップアップコンテンツで計測の違いはありません。
レスポンスが返った時点でIMP数として計測されます。

《ポップアップの出し方とインプレッション計測について》

ポップアップコンテンツの出し方による計測の違いはありません。
Rtoaster action+がレスポンス(レコメンド)を返したタイミングでインプレッション数「1」と計測されます。
たとえば、表示遅延やページのスクロール量を表示トリガーに設定しているとき、実際ページ上にレコメンドコンテンツが表示される前にサイト訪問者がページを離脱した場合でも、Rtoaster action+からレスポンスが返されてからの離脱となる場合はIMP数がカウントされます。

スコア

Rtoaster action+のスコア計測仕様は以下のとおりです。

①Rtoasterタグが挿入されたページが開かれると、トラッキングリクエストがRtoaster action+へ送られる
②Rtoaster action+でスコアを取得する処理が実行される

トラッキングが行われた際にスコアの更新が行われます。

クリック

Rtoaster action+のクリック計測仕様は以下のとおりです。

Rtoaster action+ではレコメンドコンテンツをクリックしたとき、_rt.sidの値が発行されます。
ここで発行されたCookie値が次回トラッキング時にRtoaster action+へ回収され「1」と計測されます。
計測の流れとしては、以下のようなイメージです。

①レコメンドコンテンツが表示される
②ユーザーがコンテンツをクリックすると、クリック数をカウントするCookieが発行される
③次回トラッキング時に②で発行されたCookie値がRtoaster action+へ回収される

②で_rt.sidの値が発行され、この値を回収するには③でトラッキングが行われる必要があります。

  • Rtoaster action+では1インプレッションに対して1クリック以上計測されないよう制御されています。
  • コンテンツにリンクが設定されていなかった場合でも、ユーザーがコンテンツをクリックし、再度トラッキングが行われることで、効果測定上クリック数1とカウントされることとなります。
  • また、たとえばクリックによってトラッキングが発生しないページに遷移しても、その次に遷移したページ等でトラッキングが発生すればクリック数1となります。

《ポップアップの閉じるボタン(×ボタン)について》

【1】デフォルトの×ボタン

  • Rtoaster action+のデフォルト機能で実装してる×ボタンは、クリック計測されません。

【2】ポップアップの×ボタンアイコンを差し替えている場合

  • ×ボタンアイコンの画像を変更している場合も【1】と同様、クリック計測されません。

【3】ポップアップコンテンツ内に「閉じる」ボタンを実装している場合

【4】ポップアップコンテンツのボタンのアクションで「閉じるボタン」を設けている場合

  • 『ボタンのクリックをカウントする』設定に依存してクリック計測が行われます。
    • 『ボタンのクリックをカウントする』にチェックを入れた場合
      クリック計測されます
    • 『ボタンのクリックをカウントする』のチェックを外した場合
      クリック計測されません

コンバージョン

Rtoaster action+のコンバージョン計測仕様は以下のとおりです。

  • サイト内のレコメンドコンテンツをクリック後、同一セッション内で、
    コンバージョンページ設定でコンバージョンページとして指定したURLに到達した場合、
    コンバージョンとして計測されます。
  • コンバージョンはクリック数を超えてカウントされることはありません。

《Rtoaster action+におけるセッションの定義》

最後にRtoaster基本コードの読み込みによりトラッキングのリクエストが発生してから、
トラッキングが行われず、30分経過すると1セッションが終了します。

 

■ 効果測定画面のコンバージョン表示について

レコメンドを軸とした効果測定とコンバージョンを軸とした効果測定で計測仕様が異なります。

【レコメンドを軸とした効果測定】

  • コンバージョンとして表示する値は、コンバージョンしたインプレッション/クリックの数として扱われます。

【コンバージョンを軸とした効果測定】

  • コンバージョンページが複数ある場合は1クリックに対して最大でコンバージョンページ数分カウントされます。
  • コンバージョンとして表示する値は、発生元のインプレッション/クリックが同一かどうかに関係なくコンバージョンの数として計測されます。
  • コンバージョンページ設定のオプションにより結果が異なります。
    • クリックされたすべてのコンテンツを効果測定の対象とするを有効とした場合
      • 複数コンテンツをクリックしてコンバージョンした場合、クリック数分コンバージョンが加算されます。
    • 最後にクリックされたコンテンツを効果測定の対象とするを有効とした場合
      • コンバージョンページへ至ったセッションの中で、最後にクリックしたレコメンドをコンバージョンしたレコメンドとして効果測定します。

 

■ 時間/日付/月またぎで同一セッション内のコンバージョン計測仕様

【Rtoaster action+管理画面:効果測定の表示】

  • 効果測定>〔コンバージョン〕タブ
    コンバージョンした日付で計測した結果が表示されます
    例)1月23:59にレコメンドをクリックして、日付が2月に変わった後の00:01に
    コンバージョンを行った場合は、2月にコンバージョン「1」が計測されます。
  • 効果測定>〔アカウント概要(CSVダウンロード)〕/〔キャンペーン(ルールベース)〕/〔自動レコメンド〕タブ
    インプレッション/クリックされた時間で計測した結果が表示されます
    例)1月23:59にレコメンドをクリックして、日付が2月に変わった後の00:01に
    コンバージョンを行った場合は、1月にコンバージョン「1」が計測されます。

【効果測定のCSV出力結果】

管理画面の表示と同様の結果となります

  • CSVのダウンロードする軸を「コンバージョン」とした場合
    コンバージョンした日付で計測した結果が表示されます
  • CSVのダウンロードする軸を「レコメンド設定」とした場合
    インプレッション/クリックされた時間で計測した結果が表示されます

《自動レコメンドにおける効果測定の注意点》

レコメンド表示されたアイテムAをクリックしたが、アイテムAが購入されず、
レコメンドされていないアイテムBが購入された場合は、コンバージョンとしてカウントされるのはアイテムBではなく、レコメンド表示されたアイテムAとなります。

インプレッションとクリック、コンバージョンの仕様について

クリックやコンバージョンの計測はインプレッションからおよそ3時間以内という制約があります。

  1. レコメンドが表示される(1インプレッション)
  2. レコメンドをクリックする(1クリック)
  3. 基本コードが実装されているページへ遷移
  4. コンバージョンページへ到達(1コンバージョン)

上記「1」でインプレッションを計測してから、およそ3時間以内にクリック・コンバージョンしたものが計測されます。