フィルタに用いるカテゴリ値の指定方法で以下いずれかを選択した場合、本ページをご参照ください。
- タグ・URLなどから動的に取得される値を使用する
- 直近の閲覧アイテムのカテゴリ値を使用する
『管理画面上で設定する固定値を使用する』を選択した場合には、
Rtoaster action+管理画面の設定のみ行っていただき、本ページ記載事項へのご対応は不要です。
▼ 目次
ターゲットアイテムを元にカテゴリフィルタを行う場合
以下の自動レコメンドでカテゴリフィルタを行う場合、ターゲットアイテムのカテゴリを基準にフィルタされるため、管理画面ではどのカテゴリのレイヤーでフィルタリングを行うかのみ設定できます。
【対象となるレコメンド】
- アイテム軸自動レコメンド
- アイテム軸外部リストレコメンド
- 閲覧後の購買ランキング ※Rtoaster.target()では対象外となります
ターゲットアイテムを元にカテゴリフィルタを行うには、以下いずれかの方法でカテゴリ値を取得する必要があります。
URLからアイテムコードが取得できる場合
URLからアイテムコードを取得できる場合は、
学習基本設定でアイテムコード取得正規表現を設定します。
閲覧学習コードを利用する
URLからアイテムコードが取得できない場合は、閲覧学習コードを対象のWebページに実装して、
ターゲットアイテムを取得します。
《ターゲットアイテムが複数存在する場合》
-
Rtoaster.item()で渡されるアイテムが複数存在する場合、カテゴリフィルタの設定によって以下のとおりフィルタ結果が異なります。
- 「同じカテゴリを優先」「同じカテゴリのみ」
複数あるカテゴリのうちいずれかが一致する(OR) - 「別のカテゴリを優先」「別のカテゴリのみ」
複数あるカテゴリのどれにも一致しない(AND)
- 「同じカテゴリを優先」「同じカテゴリのみ」
Rtoaster.target()でターゲットアイテムを指定する
Rtoaster.target()を利用してターゲットアイテムを指定している場合には、指定したアイテムコードでカテゴリフィルタが適用されます。
《対象となるレコメンドについて》
Rtoaster.target()はアイテム軸自動レコメンド、アイテム軸外部リストレコメンドのみ利用できます。
その他の方法でカテゴリフィルタを行う場合
【対象となるレコメンド】
- ユーザー軸自動レコメンド
- ユーザー軸外部リストレコメンド
- 閲覧履歴に基づくリアルタイムレコメンド
- 残留カート内履歴に基づく自動レコメンド
- ランキング
- 新着アイテム
上記のレコメンド方法でカテゴリフィルタを行うには、以下いずれかの方法でカテゴリ値を取得する必要があります。
上記方法でカテゴリの値が取得できなかった場合は、フィルタは実行されません。
カテゴリ取得コードを利用する
URLからカテゴリ値を取得する
URLからカテゴリコードを取得できる場合には、
学習基本設定でカテゴリコード取得正規表現を設定します。
ターゲットアイテムからカテゴリ値を取得する
ターゲットアイテムからカテゴリ値を取得する場合は、以下いずれかの対応が必要です。
この方法の場合は、取得したターゲットアイテムが所属するカテゴリの値でフィルタを行います。
-
URLからアイテムコードが取得できる場合
- 学習基本設定でアイテムコード取得正規表現を設定します。
-
閲覧学習コードを利用する
- URLからアイテムコードが取得できない場合は、閲覧学習コードを対象のWebページに実装して、ターゲットアイテムを取得します。
《ターゲットアイテムが複数存在する場合》
Rtoaster.item()に複数アイテムが渡された場合は、カテゴリの値が取得できてもフィルタは行われません。
カテゴリ取得コードを利用した設定例
Rtoaster.category()を利用した場合のサイト実装と管理画面のWebレコメンド設定例です。
■ カテゴリ1でフィルタする場合
レコメンド場所「SpecialCampaign」でカテゴリ1の値が「Sale」のアイテムでフィルタする場合
【カテゴリ取得コードの実装】
【レコメンド場所「SpecialCampaign」の管理画面フィルタ設定】
フィルタ編集画面で以下のように設定を行います
- カテゴリフィルタのプルダウン「同じカテゴリのみ」
- フィルタに用いるカテゴリ値の指定方法「タグ・URLなどから動的に取得される値を使用する」
- フィルタ対象カテゴリ「カテゴリ1」のみチェック
■ 同一ページ内の各レコメンド場所毎にカテゴリフィルタを指定する場合
同一ページ内に複数のレコメンド場所があるとき、レコメンド場所1はカテゴリ1、
レコメンド場所2はカテゴリ2のようにそれぞれカテゴリフィルタを指定する際にご参考ください。
【例】
- レコメンド場所1「SpecialCampaign」:カテゴリ1の値が「Sale」のアイテムでフィルタ
- レコメンド場所2「OfficialCampaign」:カテゴリ2の値が「HOT」のアイテムでフィルタ
【カテゴリ取得コードの実装】
【レコメンド場所「SpecialCampaign」の管理画面フィルタ設定】
フィルタ編集画面で以下のように設定を行います
- カテゴリフィルタのプルダウン「同じカテゴリのみ」
- フィルタに用いるカテゴリ値の指定方法「タグ・URLなどから動的に取得される値を使用する」
- フィルタ対象カテゴリ「カテゴリ1」のみチェック
【レコメンド場所「OfficialCampaign」の管理画面フィルタ設定】
フィルタ編集画面で以下のように設定を行います
- カテゴリフィルタのプルダウン「同じカテゴリのみ」
- フィルタに用いるカテゴリ値の指定方法「タグ・URLなどから動的に取得される値を使用する」
- フィルタ対象カテゴリ「カテゴリ2」のみチェック
上記の設定を行うことで、レコメンド場所1はカテゴリ取得コードの第一引数に指定された「Sale」のアイテム、レコメンド場所2は第二引数に指定された「HOT」のアイテムでフィルタされます。
注意事項
- その他の方法でカテゴリフィルタを行う場合に、Webページ内でカテゴリ値の取得方法が同時に重なった際の注意事項については、こちらをご参照ください。
- 1つのカテゴリに対して複数のカテゴリ値でフィルタを行うことはできません。