ユーザーIDの書き換え

ユーザー属性設定ユーザー軸外部リストレコメンドを利用する場合は、本実装を行ってください。
※ワンタグを利用した場合のユーザーIDの書き換えはこちらをご参照ください。

《ユーザーID書き換え時の注意点》

  • サイトで発行する値をRtoaster action+のユーザーIDとして使用する場合、セキュリティ上の観点から、会員IDなどをそのままの値で利用することはお控えください。

  • サイトで発行するユーザーIDはUUID形式(XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX という36文字)ではない、250文字以下としてください。

 

Cookieを使用する場合

  • お客様のWebシステムでサイト訪問者を特定できるCookieが既に発行されている場合、
    そのCookie値をRtoaster action+のユーザーIDとして使用できます。
  • Rtoaster.init()にRtoaster.Cookie.get(“△△△△△”)を追記してください。
    「△△△△△」にはCookie名を記述します。
お客様が使用しているCookieを使用する場合の基本コード記載例

 

《Cookieを使用する場合の注意点》

対象のCookieにHttpOnly属性が設定されている場合、JavascriptからCookieを参照できない為、
この方法は利用できません。

Webシステムで発行している値を使用する場合

  • お客様のWebシステムで発行している値をRtoaster action+のユーザーIDとして動的に書き換えることができます。
  • お客様のWebシステムに改修が必要です。
  • Rtoaster.init()に「(“△△△△△”)」を追記してください。
    「△△△△△」にはハッシュ化された会員IDなどの値を記述します。
お客様のWebシステムで発行している値を使用する場合の基本コード記載例

ユーザーIDの書き換えについて

  • ユーザーIDの書き換えを行った際にユーザーIDが以下に該当する場合は、
    ユーザーIDの書き換えは行われません。
    (Rtoaster action+が自動発行するCookieがユーザーIDとなります。)
    • “” (空の文字列)
    • 制御文字(文字コードが0x00~0x1Fおよび0x7Fの文字)を含む文字列
    • “undefined”
    • “null”
  • ユーザーがサイト訪問後にログインした(ユーザーIDの書き換えが行われた)場合、
    Rtoaster action+が自動発行するCookieとお客様が使用するユーザーIDとの変換処理が行われるため、ログイン前とログイン後で同一のユーザーとして認識することができます。

書き換え後のユーザーIDの移行

Cookieを使用する場合

  • Cookieを使用してユーザーIDの書き換えを行っているサイト環境が一新し、
    IDの形態などが変更される際に、これまでのユーザー情報を引き継ぎます。
  • 「△△△△△」には移行後の新しいCookie名、「○○○○○」には移行前の古いCookie名を挿入してください。
お客様が使用しているCookieを使用する場合の基本コード記載例

Webシステムで発行している値を使用する場合

  • Webシステムで発行している値を使用してユーザーIDの書き換えを行っているサイト環境が一新し、IDの形態などが変更される際に、これまでのユーザー情報を引き継ぎます。
  • 「△△△△△」には移行後の新しいユーザーID、「○○○○○」には移行前の古いユーザーIDを挿入してください。
お客様のWebシステムで発行している値を使用する場合の基本コード記載例

ユーザーIDの移行について

  • ユーザーIDの移行後は古いユーザーIDの情報はクリアされます。
  • 移行後のユーザーIDがセッション中に再度ユーザーIDの移行を行った場合、
    移行後のユーザーIDのセッションを一度切ったうえでスコア等の引継ぎを行います。